No.6
「萩には一度行ってみたいと」
平成16年11月11日(No.161111)
皆様しばらく留守にしておりましたので 少し間が空きましたね
実は山口県のほうに撮影旅行に行っておりました
車での道中 息を呑む美しい紅葉の山々に見とれ 時間の経つのも忘れるほどでした
一片の雲もないコバルト色の澄み渡った空の下を 西へ西へと向かう私の心は
まるで浮いたように軽くなり 全てから祝福されているかのように思えました
ありがたいありがたい旅でした
二日目は山口から最西端の下関を回って 萩まで足を伸ばしました
萩では「萩一輪」という宿に泊まりました
私の部屋は「はぎの間」という名でした
今月末に出版予定の私の本 『地球の子守詩 第三集』の表紙絵に
萩を描きました
萩は私の母が大好きな花だったからです
ただ好きだというだけでは説明できないほど 母が愛した花でした
萩と思えば母と重なるほどです
萩には一度行ってみたいと長年思っていました
今回の旅で夢がまた一つ叶いました
旅の中で母を傍においている感覚が消えませんでした
常に私の心の中におってくれる母の心を大切にできた旅でした
本当に満足でした
皆様に向き合って このような思いを綴れることもありがたいです