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親の香は いずくの空の 果てまでも
慈愛の風に 送られて今日もほのかに 漂いぬ |
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全て 愛で始まり 愛で進み
愛が伸びゆく 人生であれ |
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今日もうれし 昨日もうれしかった 明け暮れに
只々感謝のみの 日々が過ぎてゆく |
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心を張らず怒らずに 心を折って泣くがよし
折れた心を受けとって 許して下さる親がある |
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先に先にと心をはせず只今に感謝せよ
只今に感謝せずして何時 何を感謝できるか
感謝のない人生は灰色 である |
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時を大切に時は金なりと云うけれ
ど時は自分を作ってくれる刻みである
一秒一秒の時が刻まれて一生となる
二度と帰えることのない刻々を大切に |
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悩み頂くつどに我が折れる
折ってやろうとの愛にふれ
気のつかぬところまで折りつづける親心 |
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あまりにも美しくくれなずむ
大自然の中に佇み
偉大な愛を知らされし |
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そよ風がのせて運んだ花の香は
自然のほのかな慈悲心 |
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人知れず咲く花いとしけれ
近づきて 語りかけたし |
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純白の衣まといてこの世に現れこよなく愛され
その意識のみ持ち還りし奈奈!!
今その愛!!刻々送り来るを吾れ抱きしめ暮らすなり |
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山路来ていとしき花に 巡り逢い
心やすめる |
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春を待つ花 ここにもあり
都忘れて 吾が庭の 片隅で |
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今日も 又 与えよう
愛の香を |
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静けさに入りしずけさを知り
静けさに酔う者なり |
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人々の心の蕾も開かせて
豊かに 漂いぬ |