心の安らぎをお届けしたい-そんな思いの芸術家「春名芙蓉」の作品、活動状況などをお伝えします









書や詩歌にのせて、春名芙蓉は日々の心を語ります。その短い言葉の中に、彼女の人生の全てが凝縮されているといえるでしょう。自然の愛を賛美し、生きる喜びを打ち上げた心がわたしたちの心の深い部分に伝わってきます。彼女の書が、見るものの心を癒してくれるのは、彼女の人生の中で積み上げられた感動、喜びが、言霊に乗せられて、私たちの魂の奥に伝わるからでしょう。


親の香は  いずくの空の  果てまでも
慈愛の風に  送られて今日もほのかに  漂いぬ
全て 愛で始まり 愛で進み
愛が伸びゆく 人生であれ
今日もうれし 昨日もうれしかった 明け暮れに
只々感謝のみの 日々が過ぎてゆく
心を張らず怒らずに 心を折って泣くがよし
折れた心を受けとって 許して下さる親がある
先に先にと心をはせず只今に感謝せよ
只今に感謝せずして何時 何を感謝できるか
感謝のない人生は灰色 である
時を大切に時は金なりと云うけれ
ど時は自分を作ってくれる刻みである
一秒一秒の時が刻まれて一生となる
二度と帰えることのない刻々を大切に
悩み頂くつどに我が折れる
折ってやろうとの愛にふれ
気のつかぬところまで折りつづける親心
あまりにも美しくくれなずむ
大自然の中に佇み 
偉大な愛を知らされし
そよ風がのせて運んだ花の香は 
自然のほのかな慈悲心
人知れず咲く花いとしけれ
近づきて  語りかけたし
純白の衣まといてこの世に現れこよなく愛され
その意識のみ持ち還りし奈奈!!
今その愛!!刻々送り来るを吾れ抱きしめ暮らすなり
山路来ていとしき花に 巡り逢い
心やすめる
春を待つ花 ここにもあり
都忘れて 吾が庭の  片隅で
今日も  又  与えよう
愛の香を
静けさに入りしずけさを知り
静けさに酔う者なり
人々の心の蕾も開かせて
豊かに  漂いぬ



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