No.23
「心の好循環」
平成17年7月1日
みなさん、こんにちは。春名芙蓉です。
「春名芙蓉の安らぎサイト」は 昨年の7月1日にスタートしましたが、まる1年が経ちました。この間、多くの方々に見ていただいて、感想もお寄せいただきまして、ありがとうございました。また、「春名芙蓉のひとこと」として、こうして私からのメッセージを掲載していただけるのも、本当にありがたいことだと思っております。みなさんがいつも明るく、幸せな気持を持って生きていただきたいと願いながら、これからも語り続けていきたいと思います。
いつも申し上げることですが、幸せというものは、自分の意識で作るものですね。
すべて願いどおりになることが幸せではなく、「今が幸せだ」と思えたら、幸せなんです。
誰でも、「いつもそんな気持で暮したいなあ」と思われるでしょうが、自分の意識なのに、それをコントロールするのはなかなか難しいですね。
みなさんは、「心が弱ると、悪いように悪いように思えてくる」という体験をされたことがあるでしょう。そうすると、またマイナスが寄ってきますね。そのマイナスを見て、不安になったり、腹が立ったりしながら、どんどん意識が下がってしまいます。「心の悪循環」ですね。
でも、嬉しいことがあって心が明るくなると、何でもいいように思えてきます。そうすると、また嬉しいことが寄ってくるようになります。「幸せだなあ」と喜べるようになると、ほかの事まで嬉しくなってきます、「心の好循環」ですね。
ただ人間の悪い癖といったらいいんでしょうか、どんなにいいことがあっても、「明日はうまく行かないかもしれない」などと、自分で勝手に悪く思ってしまって、またマイナスを意識してしまうものです。世の中には、そんなふうに意識を下げようとする引力がいっぱいあると思います。
でも、意識を高めてくれる引力もあるんです。
それが、私の申し上げる「エネルギー」なんです。
山や空を見て、「ああ、美しいなあ」と思えば、エネルギーをいただけます。
食事をして、「おいしいなあ」と思うだけで、エネルギーをいただけます。
特別自然に触れたり、おいしいものを食べたりしなくても、エネルギーをいただけます。
意識の中で、「今日も元気でありがたいなあ」と思うだけでいいんです。
「以前と比べて、今は本当に楽になったなあ」と思えばいいんです。
明日の不安を意識するよりも、今満たされてことを感謝すればいいんです。
そのように、みなさんの心がマイナスの引力に引きずられないで、「好循環」していくように願っています。