No.20
「願った以上の人生にしていただいて、ただただ感謝するだけです」
平成17年5月24日
みなさん、こんにちは。春名芙蓉です。
私は最近、今日までの人生を振り返って、「今日まで生かされてきたことがどれほどありがたいことだったか」と、つくづく思えてくるんです。
いろいろ気になって、心配する気持ちを消せないときもありました。
こうあってほしいと祈ったり、願ったりしたこともありました。
でも今は、「もうそんな祈りも願いも必要ないなあ」と思えます。
というより、祈らずとも、願わずとも、「自分が願った以上の人生にしていただいてきたなあ」と、本当にありがたく思えるんです。
いろいろ耐えないといけないことはあったとしても、必ず、時がたてば、願ったようにしていただいてきました。
「願った以上の人生にしていただいているのに、その上にまだ願ったり祈ったりしたことは、自分の欲の気持ちだったなあ」とも思います。
私の願いや祈りは、どちらかといえば自分のことではなくて、周囲に苦しんでいる人がいたら、「どうか、その苦しみから抜け出してほしい」とか、「どうか、幸せな気持ちになってほしい」というように、人のことを心配したり、気にしたりしたものでしたが、今、見渡せば、みんな幸せになっておられるんですね。
あらためてそれを見たときに、「私はただただ感謝を積み上げることだけでいいんだなあ」と思います。
まだまだ周囲に、幸せになってもらいたい人はいっぱいいるんですが、それを願わずとも、私自身が感謝を積み上げて、喜びを積み上げて、心にエネルギーが積みあがったときには、必ずそのエネルギーがその人たちに流れます。だから「私はエネルギーを積み上げることに専念すればいいんだ」と思えるんです。
私の周りには、ありがたいことがいっぱいあります。
この歳になってもこれほど元気です。
空を見ても、山を見ても、嬉しい気持ちがこみ上げてきます。
みなさんに幸せになってほしいと思える自分が、またありがたいです。
多くのファンの方々と喜び合える人生が、本当にありがたいです。
本当に、ありがたいことがいっぱい満たされています。
私自身が、それを喜んで、感謝して、エネルギーを蓄えていくことで、多くの人たちが幸せになっていかれるんだと信じて、これからの日々を、もっと豊かな心で前進してゆきたいと思います。